日本語の聴き取り練習用「快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー」その1

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2018年度に放映されたこの番組は、おそらく、第01話が放映された直後からずっと何らかの「圧力」がかかり、そのためひとつ致命的な方向転換をさせられた番組だろうと推察される。それは「子供のために、(ある意味で)良い番組でなくてはならない」という「圧力」であり、その結果が「子供が“怪盗”という単語を異常なしかたで誤解したまま終わる番組になってしまった」という「結果」となった。要するに「義賊という概念」自体を番組から消去するように圧力がかかった、と思える。その「圧力」側と「番組制作側」との攻防戦はそれ以降の回にも少なくとも一度は見られ、その結果「圧力側」の「完全勝利」を迎えたのではないかと推察される。

この番組のいまひとつの特徴は、俳優・声優の異常なまでの「発音・発声の聴き取りやすさ」であり、筆者はこれを高く評価する。仮にドラマ・フィクションとしての完成度を喪失するとしてもなお、子供向けということになっている番組では、この程度に発音がきれいになされるべきだと思うからだ。そして、そうでないといけないと筆者が感じるくらいには、使われている語彙や言語行為のレベルは高く、小学校高学年であっても、この番組のセリフを正確に聞き取れない箇所が何箇所もありうるほどである。もっともこれは戦隊もの全般に言える。それ以前の戦隊ものが発音発声の丁寧さを少し、ないがしろにし過ぎていただけなのだ(あるいは物語としての自然さを重視するあまり、肝腎の視聴者である幼児が、ほとんど聞き取れない番組になっていたという犠牲を払っていたのだ)。

第01話

この回は俳優・声優の「発音・発声」はまだ比較的「普通」である。