語彙力のための設問集(保留コンテンツ)
過去に公開したブログ記事を再掲する。現在この話題に関しては再考中であり、今後は未定である。
掲載語に簡単な分類をほどこしてみる。(2020.03.04)
「高畠通敏『平和研究講義』」『高校の図書館で良い頭になりたい』の作業が途中のまま、このコンテンツの「設問」化を行なう試みをここでしている。
語彙力には、「受信する」(読む・聴く)ためのものと「発信する」(書く・話す)ためのものとがあり、先に必要になるのは概ね前者である。また日本語の場合は漢字語が多いため、聴くことができるためにも読むことができるという識字能力がまず先行する必要がある。そして、そのような「文字を読んで受信する」という活動に見合った「設問」を考える必要がある。その一つの方途として、「定義文」を読んで、「定義されている語」を「当てる」という設問形式が想定可能であると思った。それが以下である。随時加筆修正などしていく予定。
以下追記。(2020.03.04)
何が固有名詞であり何が一般名詞であるかは、或る程度現実的・妥協的に区分されると思う。一般名詞も多くの場合「地球上の」とか「現代(20-21世紀あたり)の」といった規定を潜在させており、たとえば宇宙人とか、数百年後の人類が見た場合には固有名詞に見えている可能性が高い。「現代」だと一般名詞で、「特定の或る時代や地域」だと固有名詞というふうに分類していることが多い。
また、学習者にとっての「固有名詞的存在」というものもある。動物の種名や化学の元素名などは、苦手な人であればあるほど「固有名詞」(一つ一つ暗記しないといけないもの)に見えてしようがないことだろう。反面、日本とかアメリカとか仏教とかキリスト教というのは、固有名詞のように思うことは難しい。「覚える必要が無い」「当たり前すぎて感じられる」といった事柄が関与しているだろう。だがその観点はあまり今回重視はしなかった。ともあれ以下の分類は或る程度妥協的なものである。
一般語(専門用語含む)
- ある国からの植民によって形成された地域。または、特定国の経済的・軍事的侵略によって、政治的・経済的に従属させられた地域。
- 植民地
- 大辞林 第三版
- ある人種・民族を、計画的に絶滅させようとすること。
- ジェノサイド
- デジタル大辞泉
- ある政治的な意図をもって軍備の増強を双方向的に限定すること。
- 軍備管理
- wikipedia
- ある民族が他の民族や国家の干渉を受けることなく、自らの意志に基づいて、その帰属や政治組織を決定すること。
- 民族自決
- 大辞林 第三版
- ある問題に対して2つの選択肢が存在し、そのどちらを選んでも何らかの不利益があり、態度を決めかねる状態。
- ジレンマ
- wikipedia
- 一定の合理的な方法で編制された行政組織が,そのことにより社会に対して統制力を発揮するに至ったとき,そのような作用,または作用の中核となる組織自体。
- 官僚制
- 世界大百科事典 第2版
- 一般市民と同じ私服・民族服などを着用し民間人に偽装して、各種敵対行為をする軍人。
- 便衣兵
- wikipedia
- 馬を移動手段とし、非定住生活を送る遊牧民。
- 騎馬民族
- wikipedia
- 一般的には,欧米先進資本主義諸国 (第一世界) ,社会主義諸国 (第二世界) に対してアジア,アフリカ,ラテンアメリカなどの発展途上国をさす呼称。
- 第三世界
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- ウラン235,プルトニウム239などの原子核分裂の連鎖反応のさい放出される核分裂エネルギーを破壊目的に利用した核兵器。
- 原子爆弾
- 世界大百科事典 第2版
- 王が絶対的な権力を行使する政治の形態。
- 絶対王政(絶対君主制)
- wikipedia
- 核分裂や核融合など、原子核反応によるエネルギーを爆発的に発生させ、大量破壊や殺傷のために用いる兵器。
- 核兵器
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- かつて主に戦地で将兵の性の相手をさせられた女性。
- 慰安婦
- wikipedia
- 外国の政治的支配から民族の主権と自由の回復を求める戦争。
- 解放戦争
- 大辞林 第三版
- 共通の祖先を持つ血縁集団、または、共通の祖先を持つという意識・信仰による連帯感の下に結束した血縁集団。
- 氏族
- wikipedia
- 近世初期以降、封建的身分制で最下層に位置づけられた人々を中心に形成され、現在もさまざまな差別を受けている地域。
- 被差別部落
- デジタル大辞泉
- 金銭的報酬を条件に、契約に基づいて軍務に服する兵。
- 傭兵
- 大辞林 第三版
- 近代国家において人または国民の基本的な権利を宣言・保障する一群の成文規定。
- 人権宣言
- 世界大百科事典 第2版
- 近代において,封建的社会体制から解放され自由と平等を獲得した自立的個人である市民によって成り立つ社会。
- 市民社会
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 国が国民の最低文化生活を保障する制度。
- 社会保障
- 百科事典マイペディア
- 国と国との間の商業取引。
- 貿易
- 世界大百科事典 第2版
- 国や地方公共団体(政府等)が、公共財や公共サービスの経費として、法令の定めに基づいて国民や住民に負担を求める金銭。
- 租税
- wikipedia
- 君主制下で官僚組織をともなった政府および政権。とりわけ中国と日本におけるものを指す。
- 朝廷
- wikipedia
- 君主の下にいる諸侯たちが土地を領有してその土地の人民を統治する社会・政治制度。
- 封建制
- wikipedia
- 結婚・養子縁組などのとき、嫁や婿ないし養子が実家から縁づく先へ持って行く金。
- 持参金
- 大辞林 第三版
- 権威をふりかざして他に臨み、また権威に対して無批判に服従する行動様式。
- 権威主義
- 大辞林 第三版
- 工業化の進展した国、あるは進展した後の状態にある国。
- 工業国
- wikipedia
- 工業が発達し経済が発展している国。
- 先進国
- 百科事典マイペディア
- 国際間の財貨・サービスの取引に際して,各国が原則的に貿易政策や為替政策による政府介入を行わず,市場の価格調整機能に任せること。
- 自由貿易
- 世界大百科事典 第2版
- 国際社会の諸関係を規律する法。
- 国際法
- 百科事典マイペディア
- 個人が直接にも間接にも抑圧を受けることなく自己の思想・信条・意見を公に発表できる自由。
- 言論の自由
- 大辞林 第三版
- 個人の自由を尊重し,これに対する国家の干渉を排除しようとする政治思想。
- 自由主義
- 百科事典マイペディア
- 国家が一定年齢の国民に兵役義務を課して強制的に軍隊に入隊させる制度。
- 徴兵制
- デジタル大辞泉
- 国家の支配下にある地域が独立を目的として起こす戦争。
- 独立戦争
- wikipedia
- 国家の領域を,他国の領域または無主地または公海から分かつ地球表面上の線。
- 国境
- 世界大百科事典 第2版
- 国境線で区切られた国の領土に成立する政治組織で、その地域に居住する人々に対して統治機構を備えるもの。
- 国家
- wikipedia
- 国権の最高機関として政府に対する監視をなし、立法をはじめとする意思決定を行う、公選の議員を中心に構成される合議体。
- 議会
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 古代から現代まで国家の軍隊の軍人や、それに準ずる戦闘組織の構成員。
- 兵士
- wikipedia
- 国家が証券発行という方式で行う借入金。または、国家が発行する債券。
- 国債
- wikipedia
- 国家の領域内で対立した勢力によって起こる、政府と非政府の組織間の武力紛争。
- 内戦
- Wikipedia
- 財貨を生み出す各種経済活動の総称。
- 生産
- 大辞林 第三版
- 資本主義の歴史的発展段階の一つで、独占資本と金融資本が経済を支配し、独占利潤を追求するに至ったもの。
- 独占資本主義
- 大辞林 第三版
- 社会全体にわたる経済活動の活発さの程度。
- 景気
- 大辞林 第三版
- 主義主張を貫いたり責任をとるため、自ら命を断つこと。
- 自決
- 大辞林 第三版
- 商品としての財貨やサービスが交換され、売買される場についての抽象的な概念。
- 市場(しじょう)
- 大辞林 第三版
- 商品の交換価値を表し、商品を交換する際に媒介物として用いられ、同時に価値貯蔵の手段ともなるもの。
- 貨幣
- 大辞林 第三版
- 新興の産業資本家を中心とする市民階級が封建制を打破して、政治的・経済的支配権を獲得し、近代資本主義社会への道を開いた社会変革。
- 市民革命
- デジタル大辞泉
- 国家や諸侯などの広域政権の領域の内部に存在し、ある地方において多くの土地や財産や私兵を持ち一定の地域的支配権を持つ一族。
- 豪族
- wikipedia
- 細菌やウイルス、あるいはそれらが作り出す毒素などを使用し、人や動物に対して使われる兵器。
- 生物兵器
- wikipedia
- 人格を否認され所有の対象として他者に隷属し使役される人間つまり奴隷が、身分ないし階級として存在する社会制度。
- 奴隷制
- wikipedia
- 人類の救い主。
- 救世主(メシア)
- 大辞林 第三版
- すべての取引が政府や権力による強制で行われるのではなく、望むものが自発的に取引を行う市場。
- 自由市場
- wikipedia
- 生活の主体が稲作などの農業活動により形成されている民族とその文化。
- 農耕民族
- wikipedia
- 生産手段の社会的共有・管理によって平等な社会を実現しようとする思想・運動。
- 社会主義(共産主義)
- デジタル大辞泉
- 生産手段を私有する資本家が,生産手段をもたない労働者の労働力を商品として買い取って商品生産を行う生産様式。
- 資本主義
- 百科事典マイペディア
- 政治・経済・軍事などの面で、他国の犠牲において自国の利益や領土を拡大しようとする思想や政策。
- 帝国主義
- デジタル大辞泉
- 政治的目的を実現するためにとられる殺人などの恐怖手段,またはそれを基礎とする立場。
- テロリズム(テロ)
- 百科事典マイペディア
- 政治・道徳・宗教・哲学・芸術などにおける、歴史的、社会的立場に制約された考え方。
- イデオロギー
- デジタル大辞泉
- 政府の機関・組織に属さない人、及び、(軍人等の)戦闘員ではない人々。
- 民間人
- wikipedia
- 世襲的に国家を代表し、統帥する最高の地位にある人。
- 君主
- 大辞林 第三版
- 戦線で敵陣と直接向かい合う場所、敵と直接交戦を行う長く伸びた陣地。
- 前線
- wikipedia
- 戦争状態においてもあらゆる軍事組織が遵守するべき義務を明文化した国際法。
- 戦時国際法(戦争法規)
- wikipedia
- 戦争において軍隊、あるいは個々の戦闘員が敵に対する戦闘行為をやめて、その支配下にある地点・兵員・戦闘手段を敵の権力内に置く事。
- 降伏(投降)
- wikipedia
- 自分にとって都合の悪い現実を、事実と異なる理由で隠蔽・正当化するなど、心理的自己防衛を図ること。
- 合理化
- wikipedia
- 戦争や武力紛争に際し,敵国に捕らえられ,その権力内に陥った軍事要員。
- 捕虜
- 百科事典マイペディア
- 他国の領域の全部または一部を自国の軍隊の支配下におくこと。
- 占領
- 世界大百科事典 第2版
- 人間が人間である以上、人間として当然もっている基本的な権利。
- 基本的人権
- 大辞林 第三版
- 人間としての権利・自由を認められず、他人の所有物として取り扱われる人。
- 奴隷
- 大辞林 第三版
- 農業に競争力を持つ国、あるいは農業が経済に占める割合が高い国。
- 農業国
- wikipedia
- 東アジア,南北アメリカ,オセアニアなど環太平洋諸国の経済協力・援助をベースにした経済圏をつくろうという構想。
- 環太平洋経済圏構想
- 百科事典マイペディア
- 人が政治的共同体、特に国家に帰属していると感じ、帰属しようと志向する感情、あるいは、人が帰属する対象として、他のものより国家を優先させるイデオロギーや運動。
- ナショナリズム
- 知恵蔵
- ひとつの都市とその周辺地域が、独立した政体や文明としてひとつとなり、まとまった形態をなす小国家。
- 都市国家
- wikipedia
- 不正規武装団体の行う変則的戦闘行為,遊撃戦,転じてその組織をもいう。
- ゲリラ
- 百科事典マイペディア
- 武器や防具を身につけること。戦闘の準備をすること。また、その装備。
- 武装
- 大辞林 第三版
- 単に軍事力だけではなく,国の人口,資源,生産力のすべてを動員して戦われる戦争。
- 総力戦
- 百科事典マイペディア
- 弾丸を発射して相手をたおす火器。
- 銃
- 大辞林 第三版
- 中世封建社会が解体したのちに現れてくる社会で、経済的には工業化が進んで資本主義を基礎とし、政治的には個人の基本的人権を承認して民主主義の体制をとるような社会。
- 近代社会
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 直接武力をもって他国の領域に侵入しまたは他国の領域を攻撃すること,および紛争の平和的処理に関する法律上の義務に違反すること。
- 侵略
- 百科事典マイペディア
- 特定の地域内に居住し、共通の言語・文化などをもつ集団で、いわゆる未開・原始とされる小規模な集団。
- 部族
- 大辞林 第三版
- 特権を備えた名誉や称号を持ち、それ故に他の社会階級の人々と明確に区別された社会階層に属する集団。
- 貴族
- wikipedia
- 毒ガスなどの毒性化学物質により、人や動植物に対して被害を与えるため使われる兵器。
- 化学兵器
- wikipedia
- 封建国家や絶対主義国家の崩壊後に、市民革命によって成立した国家。
- 近代国家
- デジタル大辞泉
- 封建的主従関係の下で組織された国家。
- 封建国家
- wikipedia
- 保守的,反動的,排外主義的な思想や運動。
- 右翼
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- マルクス経済学において、労働と結合して生産物を生み出すために使われる物的要素を指す。
- 生産手段
- wikipedia
- 民族が異なるとする人々の間で起こる紛争。
- 民族紛争
- Wikipedia
- 民族共同体を基盤にして形成された近代国家。
- 民族国家
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 領有している土地。特に、 国家の領域を構成する部分で、国家が排他的に支配する土地。
- 領土
- 大辞林 第三版
- ロケットあるいはジェットエンジンのような自動推進装置を備えて高速で飛行する兵器。
- ミサイル
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 我々人間が現在暮らしていると思っている世界、または、その認識。
- 現世
- Wikipedia
地名・地域名関連
- アジア大陸東端から南方に突出し、日本海と黄海とを分ける半島。
- 朝鮮半島
- デジタル大辞泉
- アメリカ大陸の北半球中緯度から南半球にかけて存在する独立国及び非独立地域を指す総称。
- ラテンアメリカ
- wikipedia
- 太平洋戦争期に唱えられた,日本を盟主とする東アジアの広域ブロック化の構想とそれに含まれる地域。
- 大東亜共栄圏
- 世界大百科事典 第2版
- 中東と近東の総称。
- 中近東
- wikipedia
- 中東のクルディスタンに住むイラン系山岳民族。
- クルド人
- wikipedia
- 中国、福建省の東方に位置する大島。
- 台湾
- 大辞林 第三版
- 中国より南、インドより東のアジア地域。
- 東南アジア
- wikipedia
- 中世・近世ヨーロッパの地誌に現れていた東方の島国、日本のこと。
- ジパング
- wikipedia
- 日本に在留する韓国・朝鮮籍外国人。
- 在日韓国・朝鮮人
- wikipedia
- バルト海南岸に臨む、ウィスラ川下流域からネマン川下流域に至る地方。
- プロイセン
- 大辞林 第三版
- ユーラシア大陸の東縁から日本列島へ突き出した半島部と大小3400余個の付属諸島からなる地域。
- 朝鮮
- 世界大百科事典 第2版
- ヨーロッパの全部または一部の国による政治的、法的、経済的、あるいは社会的、文化的な統合の経緯。
- 欧州統合
- wikipedia
- ヨーロッパの東部地方。一般にはヨーロッパのうち,ヨーロッパロシアを除く東側の,第2次世界大戦後に社会主義体制を採用した諸国。
- 東ヨーロッパ(東欧)
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
特定地域・特定集団に関するカテゴリー
- アメリカ合衆国、カナダ、メキシコによって署名され、北アメリカにおいて3か国による貿易圏を生み出した自由貿易協定。
- 北米自由貿易協定(NAFTA)
- wikipedia
- イエスを救世主として信じる宗教。
- キリスト教
- 知恵蔵
- 加盟国の経済的発展、開発途上国への援助、貿易の拡大などを目的とする国際協力機関。
- OECD(経済協力開発機構)
- デジタル大辞泉
- 関税や輸出入規制など貿易上の障害を排除し、自由かつ無差別な国際貿易の促進を目的とする国際経済協定。
- GATT(関税と貿易に関する一般協定)
- デジタル大辞泉
- キリスト教で、神の支配・統治する国。中世ではカトリック教会とされ、近代では、倫理的・道徳的なもの、また現実的な世の終わりの待望として理解される。
- 神の国(神の王国)
- 大辞林 第三版
- パレスチナを原住地とし、ユダヤ教を信仰する民族。
- ユダヤ人
- デジタル大辞泉
- 古代イスラエルに発祥し,唯一至高の神ヤハウェを奉じる世界最古級の宗教。
- ユダヤ教
- 百科事典マイペディア
- 仏陀の教えに従い、悟りと解脱を求めようとする宗教。
- 仏教
- 知恵蔵
- ローマ教皇を中心として全世界に12億人以上の信徒を有するキリスト教最大の教派。
- カトリック教会
- Wikipedia
特定時代に関するカテゴリー
- イギリス帝国の最盛期である19世紀半ばごろから20世紀初頭までの期間を表した言葉。
- パクス・ブリタニカ
- wikipedia
- 武力は用いないが、激しく対立・抗争する国際的な緊張状態。第二次大戦後の米・ソ二大陣営の厳しい対立を表した語。
- 冷戦
- デジタル大辞泉
- 外国と交通や貿易を始めること。特に、幕末に鎖国を解き、西欧諸国と外交・貿易関係を結んだこと。
- 開国
- 大辞林 第三版
- ギリシア,ローマの古代文化を理想とし,それを復興させつつ新しい文化を生み出そうとする運動。
- ルネサンス
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 権力者が逮捕・投獄・暗殺などの暴力的手段によって反対者を弾圧して強行する政治。特にフランス革命時代のロベスピエールらによるジャコバン派独裁をさす。
- 恐怖政治
- 大辞林 第三版
- 国民兵によって編制された軍隊。または、1789年フランス革命勃発とともに、貴族の武力反動から革命を守るために各地で組織された市民による自衛軍。
- 国民軍
- デジタル大辞泉
- 最初期のキリスト教。
- 原始キリスト教
- 大辞林 第三版
- 3世紀から始まる古墳時代に「王」「大王」(おおきみ)などと呼称された倭国の王を中心として、いくつかの有力氏族が連合して成立した政治権力、政治組織。
- ヤマト王権(大和朝廷)
- wikipedia
- 15世紀半ばから17世紀半ばまで続いた、ヨーロッパ人によるアフリカ・アジア・アメリカ大陸への大規模な航海が行われた時代。
- 大航海時代
- wikipedia
- 1930年代中期以降,ファシズムの台頭と戦争の脅威を民主主義勢力の統一によって阻止しようとした各国の運動およびその組織。
- 人民戦線
- 百科事典マイペディア
- 1870年フランスが普仏戦争(プロイセン・フランス戦争)に敗れた後,反帝政運動を進めるパリの民衆と国民軍が,ティエールらの国防政府に反抗して樹立した革命的自治政権。
- パリ・コミューン
- 百科事典マイペディア
- 1600年東洋貿易を目的に設立されたイギリスの独占的・政治的商業会社。
- イギリス東インド会社
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 他国を征服して建てた異民族の王朝。特に中国史上、遼・金・元・清の各王朝をさす。
- 征服王朝
- 大辞林 第三版
- 中世に西ヨーロッパのキリスト教、主にカトリック教会の諸国が、聖地エルサレムをイスラム教諸国から奪還することを目的に派遣した遠征軍。
- 十字軍
- Wikipedia
- 中世末から近代にかけて、特に英国で、それまで開放耕地制であった土地を、領主や地主が牧羊場や農場にするため垣根などで囲い込み、私有地化したこと。
- エンクロージャー(囲い込み)
- デジタル大辞泉
- ナチス・ドイツが第二次世界大戦中に国家を挙げて推進した人種差別による絶滅政策 (ホロコースト) および強制労働により、最大級の犠牲者を出した強制収容所。
- アウシュヴィッツ=ビルケナウ強制収容所(アウシュヴィッツ強制収容所)
- wikipedia
- ナポレオン3世が帝位に就いた1852年から、普仏戦争の敗北により消滅するまで、約20年間続いたフランスの帝政。
- 第二帝政
- デジタル大辞泉
- 日本史で、応仁の乱(1467~1477)から1568年の織田信長入京頃までの混乱期。中国史で、東周の後期。一般に晋の有力貴族の韓・魏・趙三氏が晋を三分して諸侯に封ぜられた前403年から秦が中国を統一した前221年までの動乱期
- 戦国時代
- 大辞林 第三版
- 日本神話において、天孫の邇邇藝命(ににぎのみこと)が、天照大神の神勅を受けて葦原の中つ国を治めるために高天原から日向国の高千穂峰へ天降(あまくだ)ったこと。
- 天孫降臨
- wikipedia
- 日本中世を通じてゲリラ戦術に駆使された身分の低い兵士。
- 足軽
- 世界大百科事典 第2版
- 平安時代中期から江戸時代末期まで存在した、武力をもって地方を支配し、公権力に仕える者。
- 武士
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- ホイッグ党の流れをくみ、一九世紀初頭のイギリスで自由主義貴族とブルジョアを主体に結成された政党。
- 自由党
- 大辞林 第三版
事件名
- インドシナ戦争後に南北に分裂したベトナムで発生した戦争の総称。
- ベトナム戦争(第二次インドシナ戦争)
- wikipedia
- 三国同盟(独・墺・伊)と三国協商(英・仏・露)との間の帝国主義的対立や民族的対立などを背景として、ヨーロッパを中心に起こった最初の世界戦争。
- 第一次世界大戦
- 大辞林 第三版
- 一九世紀後半、江戸幕藩体制を崩壊させ、中央集権統一国家の建設と日本資本主義形成の起点となった政治的・社会的変革の過程。
- 明治維新
- 大辞林 第三版
- 19世紀前半に清へのアヘン密輸販売で巨利を得ていたイギリスと、アヘンを禁止していた清の間で1840年から2年間にわたり行われた戦争。
- 阿片戦争
- wikipedia
- 世界恐慌後、世界再分割をめざす後進資本主義国である日・独・伊のファシズム枢軸国と、米・英・仏・ソ連・中国などの連合国との間に起こった全世界的規模の戦争。
- 第二次世界大戦
- 大辞林 第三版
- 世界貿易上の障壁をなくし、貿易の自由化や多角的貿易を促進するために行われた通商交渉。
- ウルグアイ・ラウンド
- wikipedia
- 1936~39年スペイン人民戦線政府に対し,国内では保守派,国外からはイタリアのファシストとナチス・ドイツが支援した武装反乱。
- スペイン内乱(スペイン内戦)
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 1973年(第1次)と1979年(第2次)に始まった(ピークは1980年)、原油の供給逼迫および原油価格高騰と、それによる世界の経済混乱。
- オイル・ショック
- wikipedia
- 1980年から1988年にかけて、イラン・イスラム共和国(イラン)とイラク共和国(イラク)との間で行われた戦争。
- イラン・イラク戦争
- wikipedia
- 1857年から1859年の間にインドで起きたイギリスの植民地支配に対する民族的抵抗運動、反乱のこと。
- インド大反乱(セポイの乱、第一次インド独立戦争)
- wikipedia
- 1870~1871年、ドイツ統一をめざすプロイセンと、これを阻もうとするフランスとの間で行われた戦争。
- 普仏戦争
- デジタル大辞泉
- 1880年代から第一次世界大戦前の1912年までにかけて、ヨーロッパの帝国主義列強によって激しく争われたアフリカ諸地域の支配権争奪と植民地化の過程。
- アフリカ分割
- wikipedia
- 1861年から1865年にかけて、アメリカ合衆国の北部諸州とアメリカ連合国を称した南部諸州との間で行われた内戦。
- 南北戦争
- wikipedia
- 1860年代にフランスのナポレオン3世が、メキシコの自由主義革命に介入した干渉戦争。
- メキシコ遠征
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- ナポレオン1世が指揮したヨーロッパ征服戦争。
- ナポレオン戦争
- 百科事典マイペディア