聞き取り課題の意義

テレビ番組の聞き取りそれ自体がまずもちろん子供にとっての達成課題である。別に題材は何でも良いのである。要は、子供にテレビ番組を聞き取らせてみて、「意外とわからないのだ」と大人のほうが認識できればそれで良いのだ。トッキュウジャーの第01話に「変幻自在」という単語が出てくる。この単語を知らない子供は当然この箇所周辺は聞き取れない。が、この単語を知っている私もまた、4、5回くらい見返さないと聞き取れなかった。「聞き取り課題」はこういうケースのために行なわれる必要がある。文字で示されれば全部わかるような子供が、音声であるために一部わからなくなっている、というケースだ。一語わからないとその周辺も聞きそびれることも多いはずだ。逆に言えば、文字でわかる語句はすべて聞き取れるというタイプの子供には不要である。その場合、作文課題がテレビ作文である必要も全く無い。また、聞き取りだけでいっぱいいっぱいの場合、もちろんテレビ作文などしなくて構わない。テレビ作文はマンガ作文「対策」に行なっているだけだからだ。